ゆりるといきましょう

チャイルドコーチングマイスター子育てに関するつぶやき

久しぶりのつぶやき…

とてもとても久しぶりに投稿する。

ちょっと色々とありすぎたし、

子ども達もそれぞれ大きくなっているし。

どこから話したほうがいいのか…

 

でも、今日は次女の近況を書く。

 

 

この一年、次女RIが中学生になり、6月から不登校で過ごした。

学校大好きだったんだが、なぜか行けなくなった。

 

 

 

この間の1年生最後の日。

RIは始業から最後のさよならまで、

教室で過ごすことができた❀

 

本人もそうしたいと思っていたので、とてもとても充実して帰って来た。

”今日は頑張る日”

と決めていたようで、一緒に行く友達にも、

途中で保健室に寄らないように引っぱって行ってほしいと頼んでいたとのこと。

 

  これには、

   「えらい!!えらいなぁ〜」

   「頑張ったんだなぁ~」

       と、涙が出そうだった(T_T)

 

 

登校前には、洗面所で身支度しながら

 

「うーー、気持ち悪い。」

「嫌だなぁ、はぁ…」

 

と言ってた。

無理しなくても、と思ったが、本人は頑張りたい気持ちが強かった。

 

私も、

 

今日は背中を押す日!!”

 

と心に決めて、

娘を抱きしめて、

 

「大好きだよ~、

  目の前の足元を見たらだめだよ、

   あなたの素敵な未来を見て!」

 

「近くばかり見ていたら、ハンドルがブレるのよ。

  自転車も車の運転もそう。

   遠くの先を見ると、

     スムーズに前に進めるでしょ♡」

 

RIには将来の夢がある。

その夢に向かうための、ただの通過点。

この1日なんて、なんともない1日。

そう思ってほしかった。

 

娘も、「そうだね。」と(^^)

 

仕事から帰って見た娘の顔は笑顔だった。

「どうだった?」

と聞いたら、

 

「意外と平気だった。」

「私、みんなの嫌な所しか見えてなかったのかも。」

 

きっと、娘は周りのことを広く見る心の余裕がでたのだろう。

エネルギーが溜まってきてる(^^)

娘だけでなく、周りのみんなもきっと成長してたんだな☆彡

 

私も、娘も苦しんだ1年間が、ひとまず終わった。

 

また、新たな1年のスタート。

4月から、RIがどのように過ごすのかはまだわからない。

でも、私も娘も、もう暗闇の中にはいない。

それだけは確信した。

 

入学準備③ 身支度・物の管理

私と子ども達の日々のバトルあるある。

『洗濯物の中にティッシュ混入事件』

『マスク入れを学校に忘れてきた事件』

『名札洗濯事件』

がある。

 

これらを解決するために、こんなものを作ってみた。

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1年生になる息子が、学校から帰ってきて、洗濯物を洗濯機に入れると同時に確認していくマグネット。

 

洗濯機に入れるものは。入れないものは✖。

 

自分で確認したものは右にずらす。もし、マスク入れを学校に忘れてきたらこうなる。

 

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こうすると、自分で気付くし、明日は2日分持って帰らないといけないことを認識できる。

 

おのずと、朝の準備もこれでチェックできる。

 

写真やイラストで、もっとわかりやすくすることもできる。

 

とりあえず、これでお試し。

通信簿

桜の花が満開。

娘達は今日から春休みに入り、自由な時間を過ごしている。

昨日、通信簿をもらって帰って来た。
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この、通信簿、家庭でどんな風に見ている?

 私は、通信簿を作る側だったので、子どもへの愛情がたっぷりつまった1枚の紙の重さを感じて欲しいと願っている。(なかなかそれが伝わらないのが悲しいのだが…)

今は、通信簿を作るソフトにデータを入力して、所見も整ったフォントの文章。教師になりたてのときは、○や△などのハンコを押して、所見も下書きをして、文字の大きさや行数を確かめながら、手書きで書いていた。

今も以前も変わらないのは、
子ども達が前を向いて、次の学年に進んで行けるように
願いながら作る。


家庭で、子どもから通信簿を受け取ったときに、ぜひ、一緒に1年間を振り返りながら、伸びた所、頑張ったことを認めてあげる材料にしてほしい。


出席日数

まずは、ここ!

学習の事へ目がいくと思うが、出席日数も大切にして欲しい。
自分の毎日が数字として出てくる。どんなことで休んだのか、1年を振り返ってみると、見えてくることがある。
欠席があってもなくても、学校に通う事ができたのは凄いこと!!!
子どもの頑張りを、伝えないのは、なんともったいないことか。

楽しくて楽しくて、毎日学校に行きたかった。

「友達や先生に恵まれたんだね。」
「友達が優しいのは、あなたも友達に優しくしてたからだよ。」

学校に行くのは普通だから。

「嫌だなぁ、と思っても毎日学校に行けたのは凄いね。」
「毎日の積み重ねがあったから、漢字も沢山覚えることができたんだね。

学校に行くことに辛さをかんじている。

「○○の時は行ったね。ーーが楽しそうだったよ。」
「○○があってきつかったね。」
「○月が1番出席してたね。」
「おうちで、漢字を頑張ってたよね」


子どもの事情がそれぞれにあると思う。
学校に行くことが全てではないので、その子がどこへ向かっているのかで、声のかけ方が変わっていく。


学習の状況

ここで、言いたいことはたくさんある~!
と思うかもしれないが、あくまでも結果、終わったこと!!

プラスの会話をする。

「前期より、国語が伸びてるね。」
「算数は計算が得意だね。」
「さすが、体育はバッチリ。」


所見欄(先生からのコメント)

先生は、頑張ったことを中心に書いてあるはず。

親子で読んだあと、質問してみる。
「どう思った?」
「嬉しかった所はある?」

これを聞いても、
「よくわからん」とか、「別に」

なんて返ってくるかもしれない。でも、それは子どもが、この所見を意識してないから。低学年のうちは特に意味が難しかったりするだろう。そんな時は一緒に読んで、分かりやすく伝えていけばいい。

「~って書いてあるけど、そんな事ができてるなんて、知らなかったな。ママは嬉しいよ。」

こんな会話ができると、子どもは明るく前向きな気持ちになってくる。
子どもが自ら、『次は、ここが〇になるといいな』なんてことも思うかもしれない。


 年度が変わる時は、友達も変わり、担任も変わり、不安なことが多い。

次の学年も頑張ろう!!
と思えるような、親子のコミュニケーションを♡

大好きな絵本

私の大好きな絵本の紹介

もちろん幼児にもおすすめだが、思春期を迎える高学年にもぜひ読んで欲しい。大人も癒されれる。

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5年生の保健の学習で、『心と体』について学ぶ。その時によく読んだ。
心と体と頭 不思議な関係


1000万人の絵本ためしよみサイト|絵本ナビ






卒園します。



 3月6日に末っ子の卒園式が行われる。長女の頃から通った保育園。子ども3人、同じ保育園で育った。途中、間があく時期があるが、約13年間通った保育園とも、いよいよお別れ。

もしかしたら、誰よりも私が淋しくて、名残惜しいと思っているかもしれない。

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 13年前の朝、子どもが泣きながら私にしがみつくのを、先生に引き離してもらい、身が引きちぎられるように感じた。そして、子どもに申し訳なく、職場へ向かう車の中で、私も泣いていた。今はそんなことが懐かしくいとおしい。

 子どもも1歳、親としても1歳。どうしたらいいか、迷った時には『大丈夫ですよ』と声を掛けてもらったり、アドバイスをしてもらえたり、子育てに関してたくさん力を貸していただいた。

 そのうち、子どもを預けて自分一人車に乗り、エンジンをかけると、仕事スイッチが入り、子どものことは忘れて仕事に専念できた。『忘れて』というのは少々語弊があるかもしれないが、それだけ安心して子どもを預けることができた保育園だった。本当に感謝している。
 
 子どもが通う保育園には‘‘応答的保育‘‘という保育方針がある。
 
 ‘‘‘応答的保育‘‘‘とは
子どもが環境に働きかけたとき、その環境から返ってくる「応答」を重視する保育。 人間やものやことなどの環境とのやり取りの中で成長・発達をしていくという考え方。 知的好奇心をはじめ、子どもの自発性や意欲、知的能力、さらには、まわりの人に対する信頼感を育てる。

 保育園に預けるたくさんの人が1度は考えると思うが、『3歳までは家庭での保育がいい』ということ。私もこのことにたくさん心を揺さぶられ、悩んで、罪悪感を感じた。でも、この‘‘応答的保育‘‘を大事にしている保育園の方針を聞くたびに、安心したし、私が家で子どもにどう接していけばいいか教えてもらった。

 〔知的好奇心・自発性・知的能力〕
 家という狭い空間で母一人、子一人という状況で子どもが経験することは限られている。しかし、保育園では家ではできない遊びや活動をたくさん経験できる。知的好奇心や知的能力の発達に刺激を与えることができる。そう考えると、何も保育園に通わせることに罪悪感を感じる必要はない。
 〔人に対する信頼感〕
 生まれてから、安全な環境で愛情をもって養育されることで、人に対する信頼感を培い、情緒豊かにのびのびと成長していく。
応答的保育は一人一人としっかりと向き合って、子どもとやり取りをする。そうやって保育士と信頼関係を築いていくことで、人に対する信頼感を覚えていくことができる。


 だから、私が親として家でやることは、短い時間だからこそ濃く深く子どもと接すること。
朝7時半~夜7時まで保育園で過ごす。夜9時過ぎには眠ってしまうから、一緒に過ごすのは1日のうち3時間ほど。この3時間を大切にしようと思うことができた。ご飯を一緒に食べたり、寝るまで一緒にいて、読み聞かせをしたりした。




 ‘‘応答的保育‘‘は子育てコーチングと似ている、と、今このブログを書きながら感じている。

うれしい気持ち 楽しい気持ち
悲しい気持ち 悔しい気持ち
ちょっとイジワルな気持ち

そんな子どもの気持ちを受け止め、対話をしていくことで、成長を促す。

保育園に通うことで、子どもと一緒に私も親として育ててもらっていたことを改めて再認識した。



 長女が、立志式で将来の夢を語っている。
~私の将来の夢は保育士になることです。理由は2つあります。
1つ目は、子どもが好きだからです。小さな子と遊ぶことが好きです。妹や弟の世話もよくやっています。
2つ目は自分の好きなことを仕事にして、誰かの役に立ちたいからです。小さい子のお世話をしたり、遊んだりするのが好きだから、それを仕事にして、働きながら子育てしている人の役に立ちたいと思いました。~

 仕事と子育ての両立に悩み、そして小さな子を保育園に預けることに罪悪感を感じたあの頃の自分に、この娘の姿を見せたい。
 たくさんの愛情をもって、子どもと親に関わっていただいた保育園の先生に、この娘の姿を見せたい。

 ♡保育園の先生方とわが子に感謝を込めて♡




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入学準備② ~毎日の学習 習慣づけ~

 息子YUは、これまで、お絵かきなどの遊びが好きじゃなくて、書く事をあまりしてきてない。上の姉二人は、お絵かきも文字を書くのも大好きで、保育園の時から机に向かう事が自然にできていた。
男の子と女の子の違いもあるのかなぁ、無理してさせるとますます嫌いになるのも困るので、と自然に任せていた。

でも、そろそろ1年生も近いし、少しずつ机に向かう習慣と鉛筆を持って手を動かす力(運筆力)をつけようと思い、10月から書き方(公文)を始めた。
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☆無理強いをしない。
☆やり直しは最低限に。
☆綺麗に書けなくても、大丈夫よ(^-^)と声かけ。
☆感情を出さず、淡々と。(表情は笑顔)
☆具体的に褒める。
☆毎日、10枚(長くなっても20分)

 私の尊敬している公文の先生から、これまでにたくさんのアドバイスをもらったし、先生の指導法を見てきた。これは、私なりに解釈し、身につけた心得。長女が1年生になるタイミングで通い始め、かれこれ8年間のお付き合い。



☆無理強いをしない

「ママもやってみよう!」「わあ、おもしろい!」「一緒にやろう。」と興味を向けた。ちょうど"無料お試し"の キャンペーンがあったので、私も筆ペンを習って、一緒にやることにした。
「嫌だなぁ」と言うときは、どちらが早く終わるか競争をしたり、ごほうび作戦をしたりして、気持ちをつなぐこともした。



☆やり直しは最低限に
☆綺麗に書けなくても、大丈夫よ(^-^)と声かけ
☆感情を出さず、淡々と。(表情は笑顔)

 まずは頑張るポイントを1つに決めて取り組む。10枚やりきることなのか、丁寧に書くことなのか、形を整えることなのか、正確な筆順なのか。

あれもこれも、いっぺんに高望みしない。決めたポイントができていれば、やり直しはさせない。とにかく進める。
さらに、丁寧に書かせたい時も、『とめ』『はね』『はらい』すべてに意識させるのではなく、一画一画を大切に書かせるため、今日は『とめ』ることだけを頑張るポイントにする。そのほかのことができていなくても、目をつぶる。

『とめ』ずに書いているのを見たら、
「あ、今の所は、『とめ』なくちゃダメだよ。」と言って、意識を『とめ』ることに向けさせる。ダメだと言われて、嫌な顔して"はぁ"とやる気が下がる。そこで、すかさず
「はい、次書いてみよう」「お、凄い!!『とめ』ができた。」「はい、次、どんどんいこう(*´∀`)♪」
と、淡々と次に進めていく。この時に、子どもの感情の浮き沈みにいちいち反応しない。とにかく淡々と。
すると、本人もやる気が下がったのを気にしない。

そして、そのうち『とめ』るのを忘れたときに、自分で
「あー( 悲しい顔)忘れちゃった。」と気づく。
「大丈夫よ、次、次!」「それとも、やり直したい?」と聞いて、自分でやり直しをする時もあれば、そのままの時もある。これはどちらでもいい。やり直しをした時は、褒める。
その調子でどんどん進める。
 
最後の一枚になったら
「よし、もう、これで終わりよ(*´∀`)♪ 集中して、最後の1枚、1番いいのにしよう。」と言う。
もし、『とめ』なかった時は、本人が嫌でも書き直しをさせる。嫌だと駄々をこねても、最後の1枚なので、終わりは見えてる。
ここだけは譲らず、やり直しをさせる。息子の場合、自ら納得するまで書き直しをするようになった。



☆具体的に褒める

 姿勢がいい。文字の"ここ"がいい。自分からやり始めたのがいい。速さがいい。片付けたことがいい。
とにかく、具体的に褒める。

 もう一つ、褒める時にやっているのは自己評価。
「YUが一番いいと思う字をママに見せて。」と言って自己評価をさせる。どうしていいと思ったのか聞くともっといい。そして、共感し、そこいいね、と一緒に褒める☆



☆毎日10枚
 
 これは習慣づけをさせるため。毎日やらないと意味がない。
10枚というのは、ほぼ10分以内で終わる量。ハプニングやイレギュラーが起きても20分で終わるぐらい。

子どもも無理がないし、なんといっても親の負担も少ない。もし、できない日があったら、次の日に2日分すると約束しているので、2日分でも可能な量。

「えー、嫌だなあ」と言った日は、「10分で終わるよ。昨日も速かったよね。」「うん、7分だったよ!」「さっさと終わらせて、You Tube見たらいいじゃん。」「そうだね(^▽^)/」
本人も、何度かやるうちに、毎日やるが方が楽だと気づいていく。



 自分が好きな事や、調子良くいっている事に関して、人は苦労しないし、毎日やることが大変だとは思わない。でも、苦手な事やうまくいかない事に取り組むには、大変な労力を使う。そして、当たり前にできることに楽しみは感じない。初めのうちは、ハードルを下げる。慣れてきて、本人にも余裕が出てきたら、頑張るポイントを1つから2つに増やしていくとハードルが少し上がる。そして、時々、前のものと今のものを見せて、本人に比べさせると、成長してかっこよくなった自分に気づき、達成感を感じることができる。

 ほんの少し頑張ったらできるレベルにして、「楽しいぞ」「もっとやりたい」と自分から机に向かえるようにしてあげるといい。






子どもに寄り添う

 今日は雪が降り、とても寒い一日だった。

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こんな、寒い日の職員室(小学校)での出来事。

 

「今、外の手洗い場の水が全開で、ジャージャーと出しっぱなしになっていたんですよ。」

「えー、誰かがいたずらしたのかもしれないね。」

「気を付けて見ておかないといけませんね。」

 

とのこと。

私は自分の仕事をしていて、パソコンの画面を見ながら、こんな会話をなんとなく聞いていた。特に、この会話に違和感を感じることはなかった。

 

ところが、○○先生がこんなことを言った。

「今日は寒かったから、外の蛇口凍ってたんじゃない。蛇口をひねっても、ひねっても水が出てこなくて、そのままであきらめた。今、凍っていたのがとけて、水が出てきてたとか...」

 

 

なるほど✨

 

そして、その会話の中にいた◇◇先生が、

「○○先生、さすがです。子どもへの寄り添い方がいい。自分はすぐ、悪いほうへ決めつけてしまって...」

 

うん、うん。そう、確かに。

 

○○先生の子どもへ寄り添う考え方も素敵

◇◇先生の“○○先生の考え方がいい“との気づきも素敵

 

 教師としては、『いたずらかもしれない』と対策を考えておくことも大事。でも、その前に、子どもがどうしてその行動をとってしまったのか、と背景をとらえて、寄り添って考えることも必要だと改めて思った。