ゆりるといきましょう

チャイルドコーチングマイスター子育てに関するつぶやき

入学準備② ~毎日の学習 習慣づけ~

 息子YUは、これまで、お絵かきなどの遊びが好きじゃなくて、書く事をあまりしてきてない。上の姉二人は、お絵かきも文字を書くのも大好きで、保育園の時から机に向かう事が自然にできていた。
男の子と女の子の違いもあるのかなぁ、無理してさせるとますます嫌いになるのも困るので、と自然に任せていた。

でも、そろそろ1年生も近いし、少しずつ机に向かう習慣と鉛筆を持って手を動かす力(運筆力)をつけようと思い、10月から書き方(公文)を始めた。
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☆無理強いをしない。
☆やり直しは最低限に。
☆綺麗に書けなくても、大丈夫よ(^-^)と声かけ。
☆感情を出さず、淡々と。(表情は笑顔)
☆具体的に褒める。
☆毎日、10枚(長くなっても20分)

 私の尊敬している公文の先生から、これまでにたくさんのアドバイスをもらったし、先生の指導法を見てきた。これは、私なりに解釈し、身につけた心得。長女が1年生になるタイミングで通い始め、かれこれ8年間のお付き合い。



☆無理強いをしない

「ママもやってみよう!」「わあ、おもしろい!」「一緒にやろう。」と興味を向けた。ちょうど"無料お試し"の キャンペーンがあったので、私も筆ペンを習って、一緒にやることにした。
「嫌だなぁ」と言うときは、どちらが早く終わるか競争をしたり、ごほうび作戦をしたりして、気持ちをつなぐこともした。



☆やり直しは最低限に
☆綺麗に書けなくても、大丈夫よ(^-^)と声かけ
☆感情を出さず、淡々と。(表情は笑顔)

 まずは頑張るポイントを1つに決めて取り組む。10枚やりきることなのか、丁寧に書くことなのか、形を整えることなのか、正確な筆順なのか。

あれもこれも、いっぺんに高望みしない。決めたポイントができていれば、やり直しはさせない。とにかく進める。
さらに、丁寧に書かせたい時も、『とめ』『はね』『はらい』すべてに意識させるのではなく、一画一画を大切に書かせるため、今日は『とめ』ることだけを頑張るポイントにする。そのほかのことができていなくても、目をつぶる。

『とめ』ずに書いているのを見たら、
「あ、今の所は、『とめ』なくちゃダメだよ。」と言って、意識を『とめ』ることに向けさせる。ダメだと言われて、嫌な顔して"はぁ"とやる気が下がる。そこで、すかさず
「はい、次書いてみよう」「お、凄い!!『とめ』ができた。」「はい、次、どんどんいこう(*´∀`)♪」
と、淡々と次に進めていく。この時に、子どもの感情の浮き沈みにいちいち反応しない。とにかく淡々と。
すると、本人もやる気が下がったのを気にしない。

そして、そのうち『とめ』るのを忘れたときに、自分で
「あー( 悲しい顔)忘れちゃった。」と気づく。
「大丈夫よ、次、次!」「それとも、やり直したい?」と聞いて、自分でやり直しをする時もあれば、そのままの時もある。これはどちらでもいい。やり直しをした時は、褒める。
その調子でどんどん進める。
 
最後の一枚になったら
「よし、もう、これで終わりよ(*´∀`)♪ 集中して、最後の1枚、1番いいのにしよう。」と言う。
もし、『とめ』なかった時は、本人が嫌でも書き直しをさせる。嫌だと駄々をこねても、最後の1枚なので、終わりは見えてる。
ここだけは譲らず、やり直しをさせる。息子の場合、自ら納得するまで書き直しをするようになった。



☆具体的に褒める

 姿勢がいい。文字の"ここ"がいい。自分からやり始めたのがいい。速さがいい。片付けたことがいい。
とにかく、具体的に褒める。

 もう一つ、褒める時にやっているのは自己評価。
「YUが一番いいと思う字をママに見せて。」と言って自己評価をさせる。どうしていいと思ったのか聞くともっといい。そして、共感し、そこいいね、と一緒に褒める☆



☆毎日10枚
 
 これは習慣づけをさせるため。毎日やらないと意味がない。
10枚というのは、ほぼ10分以内で終わる量。ハプニングやイレギュラーが起きても20分で終わるぐらい。

子どもも無理がないし、なんといっても親の負担も少ない。もし、できない日があったら、次の日に2日分すると約束しているので、2日分でも可能な量。

「えー、嫌だなあ」と言った日は、「10分で終わるよ。昨日も速かったよね。」「うん、7分だったよ!」「さっさと終わらせて、You Tube見たらいいじゃん。」「そうだね(^▽^)/」
本人も、何度かやるうちに、毎日やるが方が楽だと気づいていく。



 自分が好きな事や、調子良くいっている事に関して、人は苦労しないし、毎日やることが大変だとは思わない。でも、苦手な事やうまくいかない事に取り組むには、大変な労力を使う。そして、当たり前にできることに楽しみは感じない。初めのうちは、ハードルを下げる。慣れてきて、本人にも余裕が出てきたら、頑張るポイントを1つから2つに増やしていくとハードルが少し上がる。そして、時々、前のものと今のものを見せて、本人に比べさせると、成長してかっこよくなった自分に気づき、達成感を感じることができる。

 ほんの少し頑張ったらできるレベルにして、「楽しいぞ」「もっとやりたい」と自分から机に向かえるようにしてあげるといい。