ゆりるといきましょう

チャイルドコーチングマイスター子育てに関するつぶやき

教えなければならない、という義務感

 

 私には3人の子どもがいる。
長女14歳、次女11歳、末っ子長男の6歳。

自分自身も3人兄妹で育ち、子どもは3人ほしいと思っていた。ありがたいことに、その願いが叶っている。幸せ者。

本当に可愛い愛する子ども達なんだが、ずっとずっとそういう穏やかで暖かい気持ちであり続けてきたわけではない(^_^;)

 その中でも特に戦ってきたのが、次女のRIだ。よく2番目は"個性的で面白い"とか"何を考えてるかわからない"とか"マイペース"とかいう。うちのRIも、これまでに私の計画や予想をことこどく崩してきた。

 自我が出てきて、自分で色んな事を決めないと気がすまない時期がある。何か物を決める時、こちらはある程度絞った後に選択肢を与えて、最後の決定権をRIに任せようとしたことがあった。あくまでも『すべて自分で決めたのよ』って思わせるため。そして、何より色んな手間が省けて効率的な方法。

「さあ、ねこちゃんとくまちゃん、どっちにする?」
「えっとね、、、ことりさん!!」

「、、、ことりさん ないよ。」
「ことりさんがいい。」

「だから、ことりさんはないって!!どっちか!」
「ことりさん!」


このあと、私の誘導もうまくいかなかった。


 親バカな考え方かもしれないが、後から思うと、

・選択肢がない、0の所から自分の考えを作れる力、創造力がある。
・自分の強い思いをもっている。

この子の良さや強みに気づいてあげられるチャンスだったんだなぁ、と後悔した。

でも、その時は何で私の言うとおりにならないんだろう、なんてこだわりが強いんだろう、融通がきかない、友だちとうまくやっていけるのか、集団生活でまわりを乱す子になるんじゃなかろうか。

だから、今、しっかりいうことをきける子にしておかないと!!とますます、型にはめていこうと頑張った。

 RIは、何か自分の思い通りにならないこと、上手くいかないことがあると、感情が爆発する。我慢してないわけではない。本人にとっては我慢して、我慢して、爆発するのだ。
そして、RI本人もママのいうことはきかないといけない事、わかっているけど押さえられない。

"いい子"="いうことをきく子"ではないことぐらい100も承知で、でも、「叱らないといけない」「教えなくちゃ」と思うことばかりが増えていく。

 これまで、色んな場面で、色んな事を試して、上手くいったりいかなかったり。RIがかんしゃくおこして、泣きわめいて、私も泣いて…


 でも、最近では、なんだか同じ立場で話ができるようになった。多分私はRIの力を信じられるようになったからだと思う。この子のもってる伸びる力。
上から教え込むティーチングではなく、コーチン

 今まで読んだ子育ての本の中に河井英子先生の『子どもの心を"荒らす親""整える親"』という本がある。この間、知り合いのママに「どうやら、思春期(反抗期)に入ったらしくて、娘と喧嘩ばっかりしてる」と相談があり、もう一度読もうと久しぶりに本棚から出していた。

それをRIが見つけてしまった。

「ママ、荒らす親(タイトルを読み上げ)って、何なん? すごいね」
(…ヤバイなぁ…(^_^;))と一瞬思ったが、
「その本は、あなたのことでどうしたもんかと、ママが読んでた本よ」
と伝えてみた。

帰ってきた返事が
「やっぱりね。ははは( ´∀`)」

おお!!笑っている!なんとも大人な返事。やっぱりこの子は凄いかも☆






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