ゆりるといきましょう

チャイルドコーチングマイスター子育てに関するつぶやき

やる気にさせる!?

 やる気がない子にやる気を出させる。

すごく難しい。

特にわが子となると、どうしてこうも上手くいかなくなるのだろう。

 私の数少ない成功話。これは自分でも『よっしゃ!』と心の中でガッツポーズをした話。

 その日は何か用事があったのだと思う。いつもより宿題をするのが遅くなってしまった。早く取りかからせないと、眠くなってしまって、またやっかいなことになる。と、夕食の食器を洗いながら声をかける。
「宿題、そろそろしないと眠くなるよ。」
「早くしておかなかったから、こんな時間になっちゃったよ。」

「うーーん」

返事はする。そして、何となくついてるTVを見て笑っている。まだ、目はさえてるぞ、今のうちだ!
早く片付けを終わらせたいが、今は宿題だ。洗い物をやめて(←これが難しくてなかなかできない)、TVのスイッチを切る。
「よし、やろう!ママも手伝うから。」
「うん。」

一緒に机に向かって、鉛筆が進むのを見守る。

しかし、さっきまでしっかりと目を開けてTVを見てたのに…背中が曲がりはじめ、机にアゴが付き、目が……あああ

「遅くなったし、眠くなったね。きついよね。
「よし、特別に、あれやろう!あれ。2回戦だけ!そしたらまた、がんばれるんじゃない?」



f:id:yurirux:20210209001042j:plain

大好きなゲーム♪

【これを選んだ理由】
1,一瞬でテンションがあげられる
2,勝っても、負けても気分爽快
3,時間がかからない

 喜んで持ってきた。
私も、容赦しない。本気でやる!
2回とも私の勝ち。
勝つか負けるか、少し迷ったが、これをやる時は、負けても楽しそうに笑ってるのを知ってたので。
全力で楽しむ♪♪
「ねえ、もう1回やりたい」
「それはだめ、2回だけ。約束。
「うん、わかった。じゃ、宿題終わったらまたやろう。」

そういって、宿題を再開させた。
時々、思い出し笑いをして
「もう、ママ強かったよ~(o^―^o)ㇸㇸ」って、こっちを見る。
そして、ご機嫌であっという間に終らせた。


うまくいったポイントをまとめる。
ここで、大切なのは3つ。

①自分も動く(洗い物をやめる)
②子どものマイナスの気持ちを認める。(◎きついんだよね、そうだよね)
③自分で決定させる(約束を守る→宿題をする)

 今回は、結果として‘‘宿題をする‘‘ということを自分で決定することができた。
すべて、子どもの気持ちと行動を見越していたわけではない。自分自身もいっぱいいっぱいの毎日の中、そんな心の余裕はない。偶然と言えば偶然(笑)
でも、洗い物をやめたことで、いい流れができたと思う。

たまたま、うまくいっただけかもしれないけど、なんとなく、分析してみるとおもしろい。